インプラント

インプラントによる口臭の原因や対処法は?

インプラント 口臭

「インプラントが原因で口臭が発生することってあるの?」「口臭を予防するためにはどうしたらいいの?」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
本記事では、インプラントと口臭の関係について以下の点を中心にご紹介します。

  • 口臭セルフケアの方法
  • 口臭に気づく方法
  • インプラントが原因の口臭対策

インプラントと口臭の関係について理解するためにもご参考いただけると幸いです。ぜひ最後までお読みください。

そもそもインプラントとは?

そもそもインプラントとは?

インプラントは、歯科医療において歯の欠損を補うための治療法の一つで、人工歯根を顎の骨に埋め込み、そこに人工歯を取り付ける方法です。これまでは、歯を失った治療法としてブリッジや入れ歯が一般的でしたが、近年はインプラント治療を希望する患者さんが増えているようです。インプラントでは天然歯と同様の機能を持ち、自然な見た目を実現します。また、周囲の歯を削る必要がないため、歯を残したい場合にもおすすめです。
治療期間は個人差がありますが、手術後の経過観察や、インプラントと骨がしっかりと結合するための時間が必要です。インプラントは、定期的なメンテナンスを行うことで長期間の使用につながります。

インプラントで口臭はきつくなるのか?

インプラントで口臭はきつくなるのか?

インプラント治療後に口臭がきつくなることはあるのでしょうか。
以下で、考えられる理由を紹介していきます。

セルフケアの不足

インプラント治療後に口臭がきつくなったと感じるなら、単純に歯磨きで磨き残しがあることが原因かもしれません。
そもそもインプラント治療とは、抜歯が必要な歯を抜き、人工歯根を埋め込んで人工歯とする治療法です。歯根になる部分にはネジ状のインプラント体を埋め込み、そこに歯の形に似せた被せ物をします。元の歯とインプラント部分に段差ができたり、歯の隙間を掃除しにくかったりするため、プラークができやすくなります。プラークとは、歯の表面で繁殖した細菌の塊を指します。
プラークは口腔内で繁殖した細菌は口の中の食べかすを分解して、口臭の原因になるメチルメルカプタンやジメチルサルファイド、硫化水素を発生させます。これらのガスは悪臭を放ちます。

インプラントの緩み

インプラントは大きく分けて歯根部、支台部、人工歯の3つです。支台部はネジ状で、歯根部にねじ込める形をしています。歯根部と支台部は1~2週間程かけて、しっかり取り付けます。
しかしインプラント治療から長期間経つと、次第にネジが緩み、隙間から唾液や汚れが入り込むこともあります。入り込んだ唾液や汚れはプラークとなり、口臭を発生させます。ネジの緩み自体は身体に大きな影響はないものの、細菌の増殖によって周辺の歯茎に炎症を起こす可能性があります。

インプラント周囲炎の可能性

インプラント周囲炎を起こしている場合も、口臭の原因となります。口臭の原因となるガスのうち、特にメチルメルカプタンによる悪臭の強いケースが多いと考えられています。
インプラント周囲炎とは、埋め込んだインプラントの周辺部の歯茎に炎症を引き起こした状態です。歯茎の炎症はインプラントに限らず発生するもので、人工歯が原因でない場合は歯周病とも呼ばれます。インプラント周囲炎は、日常の歯の手入れや、歯科医院での定期メンテナンスを受ける等の対策が重要です。
インプラント周囲炎が既に発症している場合に放置すると、炎症が広がって骨まで達してしまう恐れがあります。歯周病とは異なり、インプラント周囲炎は骨に届きやすいと考えられています。インプラントは、顎の骨に埋め込んで治療する為です。
インプラント治療後に口臭が強くなったと感じたら、インプラント周囲炎も疑って、歯科医院で検査を受けましょう。

口臭に気づくには?

口臭に気づくには?

口臭は自分では分かり難いものです。万が一、自身に口臭があって、周りに気を使われていたらと思うと、心配になるのではないでしょうか。
口臭のチェックを行っている歯科医院には、硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドといった、口臭の原因物質を計測できる口臭測定器があるため、受診してみるのも良いでしょう。
しかし、口臭が気になる場合、まずは自分自身で気づくことが重要です。口臭があるか気になる方は、まずセルフチェックをしてみましょう。

唾液の臭いを嗅ぐ

口臭の確認方法としては、息を手のひらに当てて嗅いでみる、歯を磨いた後でも口の中を嗅いでみる、舌を鏡で確認するなどがあります。舌の上や歯と歯ぐきの溝部分などを指で触ってみて、付いた唾液の匂いを嗅いでみるのもよいでしょう。唾液が臭いと、それが乾燥して口臭の原因になりますので、要注意です。
また、周囲の反応をチェックすることも参考になります。

袋に入れた息の臭いを嗅ぐ

袋に息を吹き込み、嗅いでみるという方法もあります。しかし、朝起きた直後は「生理的口臭」があります。就寝中に唾液が少なくなることで、細菌が繁殖しやすい為、口臭が気になりやすいとされています。
生理的口臭は唾液が出てくれば解消するので、日常の口臭とは区別するようにしましょう。

検査キットを使う

歯科医院で使用しているものより精度は落ちますが、市販の口臭チェッカーを活用する方法もあります。結果は数値で出るため、客観的に判断できます。セルフチェックでは不安な方に、おすすめです。

セルフチェックで口臭が気になる場合は、虫歯、歯周病など、口腔トラブルがある場合もあります。また、扁桃腺に膿が溜まる「膿栓」や、口腔の疾患や肺膿瘍など、内臓に重大な疾患がある可能性もあります。思い当たることがあれば、早めに歯科医院を受診しましょう。
口臭は、殆どの方に発生します。慢性的な口臭は深刻な場合もありますが、たまに臭うくらいの口臭は、正しいオーラルケア習慣で予防につなげられます。毎日の歯磨きなど、口腔内のケアを心掛けてみましょう。

インプラントによる口臭の対処法

インプラントによる口臭の対処法

ここからは、インプラントによる口臭の対処法を紹介します。

セルフケアを怠らない

口臭の対策は、毎日の歯磨きとフロス、舌の汚れを取ることが基本です。寝ている間は唾液の分泌が少なく、口全体に唾液が広がらないため、寝る前の歯磨きは特に重要です。 歯の表面をブラッシングするだけではなく、歯間のケアも大切です。フロスや歯間ブラシなど、歯ブラシ以外のケアアイテムを活用して、インプラントと歯茎の間の磨き残しがないようにしましょう。
また、口腔内の乾燥を防止するため、水分を摂取し、食後のうがいも効果的とされています。また、喫煙や飲酒を制限し、口臭を引き起こす原因となる食品の摂取を控える等、生活習慣の見直しも大切です。

定期的にメンテナンスする

定期的な歯科検診や、口臭に詳しい歯科医師の診察を受けることもおすすめです。
歯科医院での定期メンテナンスの目的は、口腔内の清掃と口腔トラブルの早期発見です。また、日々のセルフケアでは落としきれない歯垢(プラーク)や雑菌を、歯科専用の機器で取り除きます。歯科医院での定期メンテナンスは、年2~4回程度が目安とされています。
口内をきれいに保つことで口臭の原因を取り除き、結果としてインプラントの寿命を長く保つことにもつながります。
口臭が気になる場合は早めの対策を行い、自己管理を徹底することで、快適な口腔環境の維持につながります。
定期メンテナンスを受け、気になる口臭予防を行いましょう。

編集部まとめ

編集部まとめ

ここまでインプラントと口臭の関係についてお伝えしてきました。
インプラントと口臭の関係についてまとめると以下の通りです。

  • 口臭セルフケアは、毎日の歯磨きを丁寧にする、フロスや歯間ブラシを使用して歯間まで磨く意識が重要
  • 口臭に気づく方法としては、唾液の匂いの確認、口臭チェッカーを活用してセルフチェックする方法等がある
  • インプラントが原因の口臭対策は、セルフケアを怠らないこと、定期的に歯科医師にかかることが大切

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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