インプラント

インプラントは怖い?怖い理由と対処法、治療を受ける前のポイントを徹底解説

インプラント 怖い

インプラントに対して怖いイメージを持っている方は多いのではないでしょうか? 本記事では、インプラント治療が怖い理由や対処法について以下の点を中心にご紹介します!

  • インプラント治療が怖い理由
  • インプラント治療が怖い場合の対処法
  • インプラント治療を受ける前に知っておくべきポイント

インプラント治療について理解していただくためにもご参考いただけると幸いです。 ぜひ最後までお読みください。

インプラント治療が怖い理由と対処法

インプラント治療が怖い理由と対処法

外科手術そのものが怖い場合、どうすればよいですか?
インプラント治療を含む外科手術はリスクがあるため、「怖い」と感じる方もいるかもしれません。しかし、事前に精密検査を行い、実績のある歯科医に依頼すること、術後の感染対策をしっかり行うことでリスクを軽減できます。また、静脈内鎮静法を扱っている歯科医を選ぶことで、手術中の不安を緩和できます。静脈内鎮静法は薬を点滴する麻酔で、眠っている間に施術が終わります。ただし、設備が整っていない歯科医もあるため、事前に確認することが必要です。
インプラント手術中や術後の痛みが怖い場合、どうすればよいですか?
インプラント手術中や術後の痛みや腫れは、1週間程度で落ち着くことが多いです。ただし、違和感や不快感は手術から抜糸されるまでの1か月程度は続くことがあります。この不安を解消するためには、技術や知識のある歯科医師の治療を受けること、手術後は担当医の指示を守って過ごすこと、処方された痛み止めや炎症止めを指示通り飲むこと、そして手術後のメンテナンスをしっかり受けることが大切です。これらをしっかり行うことで、インプラント治療をよりスムーズに行えます。
そもそもインプラントが怖い場合、どうすればよいですか?
インプラント自体のリスクに不安を感じる場合もありますが、実はインプラントはすでに50年以上、人体との親和性が高いチタンを使用しているためリスクは少ないと考えられています。チタンは脳神経外科や整形外科でも使用されており、金属アレルギーの方でもチタンアレルギーでなければアレルギー症状が発生しにくいです。インプラントを適切に行うためには、経験豊富でスキルがある歯科医師による治療、適切な環境での治療、医師と患者の二人三脚でのメンテナンスが必要です。つまり、インプラントは過度に心配する必要はない治療法と言えます。
歯科医師や歯医者が信頼できず怖い場合、どうすればよいですか?
信頼できる歯科医師や歯医者を選ぶ方法を知り、納得できなければセカンドオピニオンを聞き、自分自身でもインプラント治療に詳しくなることで、信頼できる医師と出会う確率が高くなります。同じ歯科医師でも、各医院で全く異なる特徴や特性を持っていることから、記事を参考に自分に合ったベストパートナーを見つけましょう。
インプラント治療が高額になりそうで怖い場合、どうすればよいですか?
インプラント治療は保険が適用されないため、治療費が高額になることが多く、不安になる患者さんも多いようです。そのため、まずは相場を知り、自分がかかる治療費が適正価格であるかどうか確認しましょう。もし疑問がある場合は、歯科医師に尋ねてみたり、セカンドオピニオンを取ったりすることも考えましょう。治療費については、詳しく解説している記事もあるので参考にしてみてください。
ネット上の噂を目にして怖い場合、どうすればよいですか?
ネット上のインプラント治療に関する噂や情報に不安を感じた場合は、情報の信憑性を確かめることが重要です。情報源や発信時期、媒体を見極め、個人のブログなど信憑性の低い情報に惑わされないようにしましょう。また、公共機関が発信している最新情報をチェックすることもおすすめです。自分で情報を収集するだけでなく、歯科医師に相談することも大切です。ネット上の情報はあくまで参考程度に留め、適切な判断をするようにしましょう。

インプラント治療を受ける前に知っておくべきポイント

インプラント治療を受ける前に知っておくべきポイント

歯科医師を選ぶポイントはありますか?
す。また、インプラント関連の資格を持っていることはある程度の保証にはなりますが、それだけで治療を任せることは危険です。さらに、インプラント治療は従来法と比べて治療期間が長く、3~12ヶ月程度かかることが一般的です。このようなポイントを踏まえ、自分に合った歯科医師を選ぶことが大切です。
インプラント治療にかかる費用はどのくらいですか?
インプラント治療の費用は、1本あたり約30〜50万円程度が相場で、自費診療となります。治療費は、カウンセリング料、精密検査費、手術費、上部構造、その他の項目で構成され、部位ごとに値段が異なることは少なく、傾向として治療難易度が高くなりやすい前歯のほうが治療費は高額となります。インプラント治療は高額であるため、価格基準で選ぶ場合は、料金表記の内訳や追加料金の有無を確認し、総合的な金額で比較することが重要です。
インプラント治療の流れはどのようなものですか?
インプラント治療の流れは、まずカウンセリングを受け、歯茎の状態を確認するためにX線・CT検査を行います。手術当日には、直前の検査で体調が良くない場合は延期されます。手術後は1ヵ月半〜3ヵ月ほどで被せ物を作成し、装着して日常生活を送ります。また、インプラントに負荷がかかるため、定期的なメンテナンスに通うことが必要です。治療の流れを知ることで、不安を和らげます。

編集部まとめ

編集部まとめ

ここまでインプラント治療の怖い理由や対処法についてお伝えしてきました。 インプラント治療の怖い理由や対処法の要点をまとめると以下の通りです。

  • 静脈内鎮静法を扱っている歯科医を選ぶことで、外科手術の不安を緩和できる
  • インプラント手術中や術後の痛みや腫れは、1週間程度で落ち着くことが多い
  • インプラント治療に特化した歯科医師を選ぶことが大切

本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。 最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事の監修歯科医師
遠藤 眞次医師(グランメゾンデンタルクリニック)

遠藤 眞次医師(グランメゾンデンタルクリニック)

長崎大学歯学部を卒業後、東京と群馬の歯科医院で分院長を歴任。臨床のかたわら、歯周治療やインプラント治療についての臨床教育を行う「Dentcation」の代表を務める。他にも、歯科治療のデジタル化に力を入れており、デジタルデンチャーを中心に、歯科審美学会やデジタル歯科学会等で精力的に発表を行っている。

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長崎大学歯学部を卒業後、東京と群馬の歯科医院で分院長を歴任。臨床のかたわら、歯周治療やインプラント治療についての臨床教育を行う「Dentcation」の代表を務める。他にも、歯科治療のデジタル化に力を入れており、デジタルデンチャーを中心に、歯科審美学会やデジタル歯科学会等で精力的に発表を行っている。

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