インプラント

インプラント治療は何歳から何歳まで可能?高齢で受ける場合の知っておくべき注意点

インプラント 何歳まで

インプラントの治療は何歳から始めることができて、また何歳まで可能なのかご存知でしょうか。 本記事ではインプラント治療ができる期間について以下の点を中心にご紹介します。

  • インプラント治療ができる期間とは?
  • 高齢者がインプラント治療を受ける時の注意点
  • インプラント治療の費用について

インプラント治療ができる期間について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。 ぜひ最後までお読みください。

インプラント治療ができる年齢

インプラント治療ができる年齢

インプラント治療は何歳からできますか?
インプラント治療を行うには、顎の骨の成長が完了していることが必要です。そのため、一般的には20歳くらいから治療が可能とされています。しかし、個人差があるため、歯科医院で診断を受け、治療開始時期を決定することが望ましいです。
インプラント治療は何歳までできますか?
インプラント治療は、年齢による上限はなく、全身的な健康状態が良好であれば手術を受けられます。また、骨量や骨質が足りない場合や患者さんの全身状態によっては、年齢に関わらず治療が難しい場合があります。

高齢で受けるインプラント治療で知っておくべきこと

高齢で受けるインプラント治療で知っておくべきこと

高齢でインプラント治療をするリスクはありますか?
高齢者は持病を抱えており、インプラント手術に耐え得ることが難しく、治療後のメンテナンスが困難な場合があります。免疫が弱く細菌感染を起こしやすいこともあり、治療をする上での大きなリスクがあります。したがって、高齢でのインプラント治療は適切な場合もありますが、リスクが高く、担当医の指導を受ける必要があります。
高齢者のインプラント治療の費用はどれくらいですか?
基本のインプラント治療は保険適用外の自由診療であり、費用は全て自己負担となります。治療費は歯科医院によって異なりますが、1本あたり30〜50万円程度が相場とされています。
インプラントと入れ歯のどちらがいいですか?
高齢者の方にとっては、歯を失うことが健康上の問題となる場合があります。そのため、入れ歯やインプラントなどの治療方法が必要となりますが、どちらが良いかは患者さんの状態や希望によって異なります。 入れ歯は、費用が安く、治療期間も短いため、多くの高齢者に選ばれています。しかし、食べ物の噛み応えが悪く、見た目も不自然になることがあるため、コンプレックスを持つ方も少なくありません。 一方、インプラントは、自然な噛む力が取り戻せるため、食生活や全身の健康にも良い影響を与えます。また、見た目も自然で、口元の美しさを維持できます。ただし、費用が高額であるため、経済的な負担が大きくなります。

高齢で受けるインプラントのメリットとデメリット

高齢で受けるインプラントのメリットとデメリット

メリットはなんですか?
高齢者にとってインプラントの最大のメリットは「よく噛めること」です。歯を失うことで硬い食べ物が噛めなくなり、栄養バランスが崩れたり、筋力の低下が原因で体力が落ちたりすることがあります。しかし、インプラントによって自分の歯でしっかり噛めるようになると、全身の健康につながります。自分の歯で噛んで食事をすることは、人間の尊厳と威厳を守ることにも繋がります。
デメリットはありますか?
高齢者がインプラント治療を受ける際には、免疫力の低下や傷の治りにくさがリスクとなる可能性があります。さらに、インプラント治療は保険が適用されないため高額な費用がかかり、治療期間も長く、外科手術を受ける体力が必要です。また、顎の骨が痩せていたり、骨粗しょう症を持っていたりする場合には治療できないこともあります。

編集部まとめ

編集部まとめ

ここまでインプラント治療は何歳までできるかについてお伝えしてきました。インプラント治療は何歳までできるか要点をまとめると以下の通りです。

  • 一般的に、インプラント治療は20歳前後から可能で、年齢による上限はありませんが、高齢の場合は慎重に検討する必要がある
  • 高齢者は持病を抱えていることが多い、治療後のメンテナンスが困難になる場合があるなどのリスクがあるため、担当医の指導を受ける必要がある
  • 治療費は1本あたり30〜50万円程度が相場とされ、入れ歯と比べると、インプラントは噛み応えが良く、見た目も自然

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事の監修歯科医師
遠藤 眞次医師(グランメゾンデンタルクリニック)

遠藤 眞次医師(グランメゾンデンタルクリニック)

長崎大学歯学部を卒業後、東京と群馬の歯科医院で分院長を歴任。臨床のかたわら、歯周治療やインプラント治療についての臨床教育を行う「Dentcation」の代表を務める。他にも、歯科治療のデジタル化に力を入れており、デジタルデンチャーを中心に、歯科審美学会やデジタル歯科学会等で精力的に発表を行っている。

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長崎大学歯学部を卒業後、東京と群馬の歯科医院で分院長を歴任。臨床のかたわら、歯周治療やインプラント治療についての臨床教育を行う「Dentcation」の代表を務める。他にも、歯科治療のデジタル化に力を入れており、デジタルデンチャーを中心に、歯科審美学会やデジタル歯科学会等で精力的に発表を行っている。

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