インプラントが抜けた際の対処法をご存じですか? 本記事では、インプラントが抜けた際の対処法について以下の点を中心にご紹介します!
- インプラントが抜けた時の処置
- インプラントが抜けた時の治療
- インプラントが抜けた時の注意点
インプラントが抜けた際の対処法について理解するためにもご参考いただけると幸いです。 ぜひ最後までお読みください。
インプラントが抜けた場合の応急処置
- 上部構造が取れた場合はどうしたらいいですか?
- インプラントのインプラント体が抜けた場合は、まずは応急処置として抜けたインプラントをなくさず保存し、患部に触らないようにすることが大切です。そのまま元に戻すことはせず、早急にインプラント治療を受けた歯科医院に行きましょう。インプラントが抜けた場合は、自己判断で入れ直そうとせず、歯科医師に相談する必要があります。上部構造が抜けた場合は、根本にのインプラント体やアバットメントは口の中に位置に残っているため、対処がしやすいことが多いです。抜けた部品は無くさないよう保存しましょう。また、口の中に残った部分には触らないようにしましょう。速やかにインプラント治療を受けた歯科医院に診てもらうことが重要です。
- アバットメントが抜けた場合はどうしたらいいですか?
- インプラントのアバットメントが抜けた場合は、上部構造も抜けてしまうため、早急に歯科医院に行く必要があります。抜けた部品を持参して、再利用できる場合は再利用し、損傷が大きい場合は新しいパーツに取り替える必要があります。アバットメントが抜けた場合は、インプラント体がむき出しになっていることが多いため、早急に治療を受ける必要があります。
- インプラント体が抜けた場合はどうしたらいいですか?
- インプラントのインプラント体が抜けた場合は、まず自分で元に戻すことはせず、早急に治療を受けた歯科医院に行くことが大切です。インプラントが抜けた場合は、いくつかの原因が考えられますが、応急処置が必要です。インプラントが外れているということは、上部構造とアバットメントも含めたすべてのパーツが外れているので、捨てずに保存しましょう。それぞれの状態によっては、再利用が可能です。
インプラントが抜けた場合の再治療
- 上部構造が取れた場合の再治療は困難ですか?
- 再治療が困難かどうかは、上部構造が抜けた原因や状態によって異なります。上部構造が抜けた場合でも、インプラント体やアバットメントが正常であれば、再装着が可能な場合があります。歯科医院に持参し、再度装着してもらえる可能性があります。ただし、上部構造やアバットメントが破損していたり、インプラント体が抜けていたりする場合は、新しいパーツに取り替える必要があるため、再治療が困難になることもあります。
- アバットメントが抜けた場合すぐに治せますか?
- アバットメントが抜けた場合、アバットメントと上部構造がくっついた状態で保存し、歯科医師に診てもらう必要があります。アバットメントの状態によっては再利用できる場合が多く、元の状態に戻せる可能性が高いです。ただし、再利用できない場合もあります。
- インプラント体が抜けた場合どのような処置になりますか?
- インプラントが取れた場合は、すぐにかかりつけの歯科医院に連絡し、受診する必要があります。インプラントが抜ける原因としては、噛み合わせやあごの骨の減少、インプラント体の破損などが考えられます。インプラント体とアバットメント、上部構造の3つがつながった状態で抜けているはずです。バラバラにならないよう、まとめて歯科医院に持っていきましょう。
歯科医院での処置は、歯や歯茎の状態によって大きく3パターンにわかれます。歯茎や骨に異変がない場合は、インプラント体を調整したり、装着し直したりして、元通りにインプラントを入れます。歯周病が進行している場合は、歯周病を治療してから、再度埋め込みます。ただし、歯茎や骨の状態によっては、インプラントを再び装着できないケースもあります。歯科医師と相談して、ベストな治療法を探しましょう。
インプラントが抜けたときの注意点
- 抜けた・取れたインプラントのパーツの保管方法を教えてください。
- インプラントが取れた場合、抜けた部分を保管しておきましょう。透明な袋やケースに入れて保管することをおすすめします。ティッシュで包むと、ゴミと間違えて捨ててしまうことがあるため避けてください。歯科医院での処置は、歯や歯茎の状態によって大きく3パターンにわかれます。インプラント体とアバットメント、上部構造の3つがつながった状態で抜けているはずです。バラバラにならないよう、まとめてビニール袋や密封容器に入れ、歯科医院に持っていきます。
- 抜けた・取れたインプラントを自分で入れ直してもいいですか?
- インプラントが抜けた場合、自分で元に戻すことは厳禁です。細菌感染などのリスクが高まるためです。また、インプラントが抜けた場合は、再び口の中に入れて元に戻そうとする行為は止めましょう。再び口の中に入れると、細菌感染のリスクが高まります。接着剤でくっつけるのも危険です。抜けた部分は紛失しないよう、保管しておきましょう。
- インプラントが抜け落ちた所が気になるので触ってもいいですか?
- インプラントが抜けた場合、抜けた部分を触ったり、自分で元に戻したりすることは避けましょう。触ることで細菌感染が起こるだけでなく、治療を難しくさせる可能性もあります。抜けたパーツは保管し、すぐに歯科医師に診てもらうことが重要です。
編集部まとめ
ここまでインプラントが抜けた際の対処法についてお伝えしてきました。 インプラントが抜けた際の対処法の要点をまとめると以下の通りです。
- インプラントが抜けた場合は自分で治そうとせず、抜けた部品を無くさないよう保管し、歯科医師に診てもらうことが重要。
- 人口歯やアバットメントが抜けた場合、状態によっては再利用が可能である。
- インプラント体は1番深く埋まっている部分であるため、抜けた場合は早めに歯科医師に連絡し、診てもらう必要がある。
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。